ホルモン補充療法(HRT)で注意すべきトラブル:性器出血と乳房痛
HRTを行う場合にみられやすいトラブルとして、「性器出血」と「乳房痛」があります。まず、ご自身が受けているホルモン補充療法の投与方法を確認してください。

1. 性器出血について:投与方法による違い
ホルモン剤の投与の仕方によって、出血の現れ方が異なります。
- 周期的に出血が来るようにホルモン剤の投与を受けている方 基本的には服用が終わると生理のような出血が起こります。服用が終わらないうちに出血がみられることもあります。
- 持続的にずっと(毎日)ホルモン剤の投与を受けている方 治療開始後しばらくは時々少量の出血がみられることがありますが、継続すると子宮内膜が萎縮するため、だんだんとみられなくなります。
2. 担当医に相談すべき目安
以下のような状況がみられる場合は、担当医に相談しましょう。
- 出血の量が増えてくるとき
- いつまで経っても少しずつの出血が継続するとき
- 乳房が張ってきたり痛みがでてきたりして、気になるとき
(執筆:安井医師)
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