そのままになっていませんか?子宮頸がん検診のご案内
こんにちは、院長の岡田です。
7月から、徳島市をはじめとする県内の市町村で子宮頸がん検診が始まります。
対象の方には、市町村からご案内の封筒が届いているはずです。お手元に届いていないか、いま一度ご確認ください。
この検診は、20歳以上の女性を対象に、2年に1回行われる大切な検査です。
費用の一部が自治体の助成で負担されるため、自己負担は1,200円と受けやすくなっています。
検診を受ける際には、受診券をお忘れなくご持参ください。

子宮頸がん検診って、どんな検査?
子宮頸がんは、子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんで、特に20〜40代の女性に多く見られます。
初期には自覚症状がほとんどないため、症状がないうちに見つけることがとても大切です。
検診では、まず子宮の入口を確認する視診を行い、その後、専用のブラシで頸部の細胞をこすり取る「細胞診」を行います。検査自体は数分で終わります。採取部位から出血することがありますが、一時的なものです。
恥ずかしさや不安を感じる方も多いかと思いますが、安心して受けていただけるようスタッフが丁寧に対応いたします。
子宮や卵巣の病気も気になる方へ
なお、子宮頸がん検診は「子宮頸部」に特化した検査であり、子宮筋腫や卵巣腫瘍といった、子宮・卵巣に関わる他の病気はわかりません。
子宮や卵巣をしっかりチェックしたいという方には、「経腟超音波検査(自費)」の併用をおすすめしています。症状や状態により保険適応となる場合もあります。
ご希望の方はお気軽にスタッフまでご相談ください。
受けるタイミングを逃さないために
「仕事が忙しくて時間がない」
「婦人科ってちょっと行きにくい…」
そんな気持ちもよくわかります。ですが、ほんの数分の検査で、ご自身の健康を守るきっかけになります。
検診のみのご予約も、もちろん可能です。
この夏、健康を見直すきっかけとして――
ぜひ、受診券が届いたこのタイミングで、子宮頸がん検診をご検討ください。
ご予約・お問い合わせは、WEBまたはお電話からお気軽にどうぞ。
(執筆:岡田医師)
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